一〇世紀における和漢の散文の交渉
古代日本の仮名散文文学が急激に発達する十世紀に焦点を絞り、仮名散文の側に受容された漢文の形跡を洗い出し、仮名散文の成長の軌跡について考察した。
『むらさき』
武蔵野書院
第52輯