教会と重度知的障がい者:S.ハワーワスを中心に
本稿は、平和主義神学者として知られるS.ハワーワスにおける障がい者論と教会論との関係に焦点を当てた。それにより、個人の自発的信仰を前提としたピューリタニズムとは異なる、教会共同体の支えの事柄としてキリスト教信仰を捉える方向性をハワーワスが示したことが明らかにされている。
『フェリス女学院大学キリスト教研究所紀要』
第6号・第7号合併号