高等学校国語「言語文化」における教材としての『伊勢物語』の研究 : 六段を中心に
井内健太
2022年度より施行された新学習指導要領における高等学校国語科の新科目「言語文化」の学びにおいて、『伊勢物語』の教材としての位置付けや古典教育における意義を改めて問い直した。特にこれまでも定番教材であった第六段を取り上げ、「主体的・対話的で深い学び」を実現する授業実践のあり方や、この教材を取り扱う上での留意すべき事項について論じた。
フェリス女学院大学文学部紀要
58