『「ヘイト」に抗するアメリカ史』
兼子歩・貴堂嘉之(編)
執筆者:兼子歩、大森一輝、貴堂嘉之、坂下史子、南修平、和泉真澄、佐原彩子、土田映子、南川文里、梅﨑透、小阪裕城、川口悠子。本書は歴史的視座を重視し、現代アメリカが抱えるマジョリティにとっての「他者」たちからの「脅威」による「被害者」意識の発露としての行動を検証し、自覚されない〝特権〟と差別意識払拭への可能性、レイシズムと不平等の問題を考える。同時に日本にも通底する差別の構造を照射する。
22 (pp. 227-248)
彩流社
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