帝国主義の台頭とその国際的影響
19世紀の世界秩序を帝国主義の観点から整理した。20世紀以降に登場した帝国主義に関する議論を参照しつつ、平等な主権国家による国際秩序と並立する形で階層的な国際秩序の形成が進んでいたこと、そしてそのことがのちの国際関係理論に与えた影響について考察した。
『ヨーロッパがつくる国際秩序』
ミネルヴァ書房