ポスト・アパルトヘイトにおける被害者賠償と企業の責任―南アフリカ政府が被害者に対する態度を変えたのはなぜか―
1990年代以降、人権侵害に関して企業責任を求める声が国際的に高まった。本論文では、企業責任や賠償請求の問題が国内政治の争点となった事例として南アフリカを取り上げ、企業責任や賠償問題に対する南アフリカ政府の態度変化の理由を明らかにした。
『国際交流研究』
フェリス女学院大学国際交流学部
第20号